大阪から東京に夜行バスで行くと、大体7時間くらいかかります。
夜行バスに乗るのが初めてだと、どんな雰囲気なのか、とか、快適に過ごすにはどうすればいいのか、とか不安ですよね。
ここでは、夜行バスで快適に過ごすための持ち物と、むくみを防ぐ対策、眠るためのコツを紹介しています。
大阪から東京への夜行バスはしんどい?
大阪から東京に夜行バスで行くと、大体7時間くらいかかります。
道路状況にもよりますが、夜23時くらいに出発する場合、朝6時くらいに着くことが多いです。
その間に2回くらいサービスエリアに停車してトイレに行ったり飲み物を買ったりできます。
この夜行バスですが、実はいろいろな座席タイプがあります。
主に3つのタイプがあります。
一つめは、豪華2列シートです。
値段が高いものだと、真ん中の通路の左右に1席ずつ、合計2列が横に並ぶ豪華なものがあります。
このタイプだと、座席は広いし、個室のように仕切られているのでリラックスできるし、リクライニングも快適で眠りやすいです。
二つめは、3列独立シートです。
横に3列の座席があり、それぞれの間に通路があります。
座席ごとにカーテンがあって仕切ることができて、スマホなどの光を遮断できるので、かなり楽です。
リクライニングは、少しできる程度なので、長時間になると疲れるので工夫が必要です。
三つめは、4列シートです。
中央の通路を挟んで左右に2列ずつ、合計4人が横に並ぶという座席です。
隣の人との仕切りのカーテンもありません。このタイプの夜行バスに乗るには、持ち物や服装など工夫が必要です。
このように主に3つタイプがあるのですが、東京・大阪間の移動を夜行バスにするのは、「値段が安いから」との理由が多いです。
中には、朝早くから目的地で活動するために、豪華2列シートで夜行バスで移動する方もいますが、夜行バスといえば「格安」が魅力ですよね。
そして、3つのタイプのうち、格安のものは、当然4列シートになります。
4列でも、女性限定のバスや、隣は同姓が並ぶというバスもあり、価格もほぼ変わらず格安なので、女性はそのようなバスを選ぶとよいでしょう。
ここでは、格安で移動するために4列シートの夜行バスで移動する場合を書いていきます。
バスの雰囲気は、若い人が多いです。女性限定だと、中高年の女性も乗っています。
乗客がそろうと、アナウンスの上消灯されるので、静かにみんな眠るという感じです。
夜行バスで快適に過ごすために持っておくとよいものは以下の通りです。
【持ち物】
・ペットボトルの飲み物。乾燥するので。
・首のまくら。空気を入れるタイプだと省スペース。
・薄い新聞かパンフレット。靴を脱いで足を乗せられる。
・冷え性なら羽織るもの。
・小さめのカバン。貴重品を持って身に着けるため。
夜行バスでむくみを防ぐには
夜行バスでの疲れには、「むくみ」が影響しています。
同じ姿勢で長時間座っているので、どうしても血行が悪くなるのです。
むくみをふせぐには、靴を脱ぐとよいでしょう。
4列シートの場合は、フットレストなどがないこともあるので、薄い新聞かパンフレットを持参して、それを敷いて足を乗せると楽です。
また、目的地に着くまでの間に、2回くらいサービスエリアに停車して降りることができるので、熟睡しているとき以外は、できるだけバスを降りて、トイレに行ったり、伸びをしたりして体を動かすのがおすすめです。
また、ゆったりした服装をしておくのもポイントです。
パンストやレギンスは避けるとよいでしょう。
夜行バスでの寝方のポイント
大阪から東京までの夜行バスは、割とすぐに消灯され目的地まで暗く静かで、眠れれば楽です。
こういう環境なので、他の人の眠りの妨げになることはしないことが大事です。
むやみに音や光を出さないように気を付けましょう。
ヘッドホンの音もれや、スーパーの袋をガサガサしたり、炭酸水をシュパッといわせたり、スマホやゲームを深夜ずっとやって光を発し続けるなどは避けましょう。
さて、夜行バスで眠るためのポイントです。
・当日は早起きすること。昼寝はしない。
夜行バスという眠りづらい環境にいくのですから、できるだけ眠気が強くなるための工夫です。
・首の枕があると、首が固定されて首の痛みを防げます。
特に、空気を入れるタイプだとたためるので省スペースです。
もしくは、泊りがけでタオルをもっていくなら、タオルをくるくると巻いてから首まわりにあてて調節して使っても良いです。
・羽織るものがあると温度調節に便利です。たいていはバスに毛布がついていますが、それでは足りないくらい寒くなることもあるので、羽織るものを持っておくと安心です。
まとめ
大阪から東京への夜行バスは、7時間くらいの長時間なので、どうしてもしんどいです。
少しでも疲れを軽減して眠れるように、当日朝は早起きして、首の枕や羽織るもの、足の下に敷くものなどを持っていきましょう。